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第9回 フォトニクスシンポジウム:”フォトニクスとイノベーション”

2017年1月26日(木)、大阪大学フォトニクス先端融合研究センター主催により、 「第9回フォトニクスシンポジウム フォトニクスとイノベーション」が開催されました。 大阪大学西尾章治郎総長が開会のご挨拶をされ、大阪大学のフォトニクス分野に置ける研究戦略と、フォトニクスセンターの工学部附属センター化、フォトニクス分野の研究および社会実装を引き続きセンターが推進する旨についてお話されました。また文部科学省真先正人大臣官房審議官(科学技術・学術政策担当)からもご挨拶をいただいて、シンポジウムは開会となりました。 本シンポジウムでは、科学技術振興機構顧問、科学技術イノベーション輸出基盤構築事業運営統括である相澤益男先生、大阪大学フォトニクスセンターの元センター長河田聡教授をお招きし、科学技術に於けるイノベーションや学問としてのフォトニクスについてご講演をされました。海外からはNational Taiwan University, Academia SinicaよりDin Ping Tsai教授、Max Planck Institute for the Science of Light, ErlangenよりGerd Leuchs教授をお招きし、それぞれご自身の国のフォトニクス関連の研究活動についてご講演いただきました。 午後からはフォトニクスセンターの成果の発表が行われ、センター全体の話を井上康志フォトニクスセンター長から、協働企業の株式会社島津製作所の品田恵様から実際に商品化に至った共同研究内容を、森勇介大阪大学教授、高原淳一大阪大学教授からは起業・製品化プロジェクトにおいての成果についてお話がありました。 その後、どのようにフォトニクスのイノベーションを興していくかについてパネルディスカッションが行われました。パネラーとして田中一宜産業技術総合研究所名誉リサーチャー、寺崎智宏文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課地域支援企画官、品田恵株式会社島津製作所研究員、河田聡大阪大学教授、田中敏嗣大阪大学工学研究科社会連携室長、井上康志大阪大学フォトニクスセンター 長が議論を交わしました。 その後フォトニクスセンターに参画する21の研究室によるポスターセッションが行われ、各研究室の成果について、来場者と活発に意見交換をする姿が多く見られました。 当日ご参加頂いた皆様に、改めて深く御礼申し上げます。